東征の道
記紀の時代から鎌倉まで、東へ北へ向かった七つの旅と、その道筋に立つ五十四の社。読みものであり、掲載社の一覧ではありません。ここに挙げた神社は、本プロジェクトとは無関係です。
一つの道を辿れば、鉄道より千年早く引かれた日本縦断の線になります。神話もあれば、文献に残る史実もあり、その違いは各ルートに明記しています。
神話
神武東征
日向の生誕地から橿原の即位まで。記紀が語る建国の旅路。
この道を辿る 神話崇神天皇の四道将軍
北陸道と東海道、二つの軍勢が現在の会津で合流した平定譚。
この道を辿る 伝承日本武尊の東征
草薙の剣、野火の難、弟橘媛の入水、そして白鳥。もっとも広く語られた旅。
この道を辿る 伝承景行天皇の東国巡幸
亡き息子・日本武尊の足跡を辿った父帝の巡幸。
この道を辿る 史実坂上田村麻呂の東征
実在の征夷大将軍。京から秋田まで、千を超える社寺が創建伝承を伝える。
この道を辿る 史実源頼義・義家の東征
二代にわたる奥州出兵。東国武士の棟梁としての源氏の地位はここから始まる。
この道を辿る 史実源頼朝の奥州合戦
東征の歴史に終止符を打った、独立勢力としての奥州の終わり。
この道を辿る神話:記紀にのみ記される。伝承:古代の記録に語られるが、考古学的な裏づけはない。史実:文献に残る出来事。ただし個々の社の創建譚は、あくまで各地の言い伝えです。
本欄で取り上げた神社は、本プロジェクトに参加しておらず、こちらからお声がけもしておりません。その道筋を知る価値があるために書いています。座標は概算かつ未検証で、道の形を示すためのものです。参拝の道案内には使えません。